青年部・女性会
厚狭を船出した寝太郎は四十日たった明け方泥んこの擦り切れわらじをいっぱい積んで帰ってきました。
「おとっつぁん、大桶に水をはってくれ」
またまた寝言のようなチンプンカンプンの寝太郎の頼みをこれまた親ばかチャンリンの庄屋さんはきいてやりました。
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